敷地面積50坪の戸建

公開日:2024年04月27日

外観

土地面積が約50坪ある広めの中古戸建に行ってきました。

 

駐車スペースは並列2台停められるタイプで、前面道路も6m程度あるため、駐車が苦手な人でもラクラク駐車できそうな印象があります。
奥行きはそこまでなので、長さのあるミニバンやセダンなどは道路にはみ出てしまうかもしれません。

 

鍵はディンプルキーです。
玄関にはタッチセンサーのようなものがあり、電子キー(カードキー)も使えそうなものでしたが、専用のキーが現場には無かったので検証はできませんでした。

【玄関~ホール】

玄関は土間スペースが広く取られています。
靴入れ等の収納、姿見など必要なものはすべて揃っていると言った印象です。
土地が広いので、玄関に限らず各スペースに余裕がある感じがします。

 

玄関を上がると、廊下というよりはホールと言った方が適切なスペースがあります。
ホールからはリビング、洗面所、トイレ、階段へのアクセスができます。
玄関から洗面所までの距離が近いので、気を使うこともあるかもしれません。

【リビング】

セコム

LDKは資料上では16.8帖となっております。
土地の広さを考えると、もう少し広くても良さそうですが、実際は数値以上に広く感じます。
対面式カウンターキッチンを採用していますが、生活スペースを圧迫されている印象はありません。
これはリビング部分が横に広いためと考えられます。
キッチンの対面側をダイニングスペースとして使っても、横に広ければ、その分だけリビングスペースとして活用できます。
空間を上手く使っているという印象があります。
また、セコムのパネルがあり、24時間体制でセキュリティが作動しているようです。
下手にいじれないので詳細は不明です。

【水回り】

キッチンは背部にカップボードがあるため、広さはイマイチといったところです。
ですが、その分収納がありますので、一長一短かと思います。
設備については、ビルトインの食洗器があり、天板からシンクも同一の素材で品質高く見えるものになっています。

 

洗面所は一般的な化粧台が使われています。
特筆すべき点はありませんが、照明が多く、明るさは申し分ありません。
洗濯機置き場も広く取られているので、大きめのドラム式なども置けそうです。

 

浴室は1坪タイプの広いものが採用されています。
自動お湯張りや追炊きもあり、機能としては十分です。
換気乾燥暖房機能もあります。古いタイプの物ですが、気になる点はリフォームで解決できます。

 

トイレは一般的な戸建と比較して広さを感じます。階段下にあるため、頭上スペースが圧迫されている印象がありますが、最近は立ったままトイレを使う人も減っているという話ですので、問題は無いかと思います。

【リビング以外の居室】

1階に和室があります。
収納スペースとして押入があり、十分な広さかと思います。
窓からは駐車スペースが確認できます。

 

2階には洋室が3部屋あります。
2面採光のため、日当たりが良好でした。
各居室にはクロゼットがあり、収納スペースも十分かと思います。

【その他】

2階洗面

特筆すべき点として、2階廊下にも洗面化粧台があります。
トイレのすぐそばなので、使用後に手を洗ったりできそうです。

 

また、天井の低い屋根下収納(納戸)もあります。
こちらは照明はありましたが電源が無いため、居室としての使用は難しそうですが、収納としては優秀かと思います。

【最後に】

50坪の敷地と言えば広い部類に入るかと思いますが、当然ですが価格も高くなる傾向はあります。
築年数14年程度の家でしたが、土地30坪程度の新築の建売が買えるくらいの価格でした。

 

不動産の価値は建物よりも土地の方が重要になります。
建物は増改築でいくらでもいじれますが、土地はお金があっても広くしたりはできません。
マンションも立地が重要という話を以前も書いたかと思いますが、戸建も同様です。
最も大事なのは土地(立地)であり、資産価値としても大きな要素になります。

 

これから購入される方は、是非ともその点を重要視していただければと思います。