【スケッチスキル口座】参加最終回
2023年07月13日
前回に続いて、スケッチスキル口座を受講しました。これまで学んだ基礎的な内容から、リノベーションやリフォームの打ち合わせの場で、実際にお客様に提案する資料の作成に使える間取り作成や、プレゼンシート作成などについて学びました。
不動産や建築の現場でも、PCや作画ソフトの性能が良くなってきていて、自分でスケッチしなくてもCGやアプリで綺麗な図面やプレゼン資料を簡単につくることができます。
ただ、機械で作ったものはやはりどこか冷たい印象があったり、誰が作っても同じものができてくるので面白みに欠けるというところがあります。
それに対して手描きのスケッチには、人の手で描いた温かさがあり、描く人ごとにその人の味がでます。
機械が便利になればなるほど、逆にこのアナログな手法が人の心を和ませるのは、どこかで私たちはそういった人間味を求めているような気がします。
↑この写真は、PCで描いた平面図に手描きで着色したものです。
平面でも、床やタイルの一部を手描きで加えて色を入れて立体感を出すと、雰囲気がだいぶ変わります。
そして今回、平面図から立体的なアイソメスケッチに展開してプレゼン資料としてお客様に提案するテクニックも学びました。
これくらいになってくると、やはりデザイン経験のない私にはかなり難易度が上がってきます。上の写真は、家の中で使っていない小さな部屋に、カウンターテーブルと収納棚を設置して、ワーキングスペースや子供の勉強部屋としてリフォームするという提案を、スケッチで表現しています。
確かに、平面図だけで打合せするより、このように立体的にスケッチで見せたり、家族の様子をイラストで入れてあげれば、お客様が感じるリフォーム後のイメージがより具体的になります。そして温かみがあって、楽しい生活の様子が浮かんでくるのではないかと期待ができます。今回は先生の言われるままに線を描いていったので、素人の私でもなんとなく形になったのですが、今後もっと練習をして、お客様にすぐにこのスケッチでプレゼン出来たら、お客様にも喜んでいただけるのではないかと思いましたし、自身もすごく楽しいのではないかと思います。
スケッチスキル口座はこれで一度終了しますが、追加の中級口座があるという噂なので、チャンスがあればまたそちらも受講してみたいと思っています。練習の成果がでましたら、またこのブログでご紹介したいなと思います(^^)