中古物件リノベ現場レポート②
2022年09月10日
「田喜野井リノベハウス」
買取再販物件制作のポイントは、使い古されてしまったお家を、
リフォームによっていかに新しい命を吹き込むことができるかにつきます。
日本の住宅の建築は、これまで25年以上経った中古の戸建物件は、
物件価値がほぼゼロになってしまい、解体して更地にして新築を建てるというモデルが主流でした。
アメリカやヨーロッパの建築物は、これに対して、
古ければ古いほどかっこ良くて価値が出るという考え方が浸透しています。
日本の建築は、海外に比べても決して劣っているわけではないのに、
すぐに壊してしまうのはもったいないですよね。
そこで、最近は、古いお家をリフォームやリノベーションして大事に使っていこうという考え方が少しずつ増えてきました。
今回のお家は、築29年で、まず庭にある樹木や古い物置などが置かれていて暗い雰囲気がありました。
外構のイメージはとても大事なので、外側からこの物件を蘇らせていきます。
この物件のエリアは、閑静な住宅地ですが、道がちょっと狭くて、
駐車場が車一台入れるのに結構大変でした。
そこで、家の前面にあるブロックを解体して、植栽を伐採、オープン外構にして明るい外観に変更します。
職人さんとショベルカーであっという間に、暗い外構が、お日様が入る明るい物件になりました。